復興支援・住宅エコポイントって
11月21日に成立した2011年度第3次補正予算で計上され、住宅エコポイント制度の再開が決定しました。
復興支援・住宅エコポイントとは、地球温暖化対策の推進に資する住宅の省エネ化、住宅市場の活性化、東日本大震災の被災地復興支援のため、エコ住宅の新築またはエコリフォームをした場合にポイントが発行され、そのポイントを被災地の商品やエコ商品等と交換できる制度です。
対象となるリフォーム工事は、
1・窓の断熱改修
2・外壁、屋根・天井、又は床の断熱改修
3・上記1または2の工事と一体的に行うバリアフリー改修
4・上記1.または2.の工事と一体的に行う太陽熱利用システムの設置
5・上記1.または2.の工事と一体的に行う節水型トイレの設置
6・上記1.または2.の工事と一体的に行う高断熱浴槽の設置
⑦・ポイント発行対象となる工事でのリフォーム瑕疵保険への加入
⑧・上記1.または2.の工事と一体的に行う耐震改修
⑦⑧が今回新たに追加された工事です。
特に⑧の耐震改修は、昭和56年以前の住宅に耐震改修のチャンス到来です。
「復興支援・住宅エコポイント」では、被災地の復興支援と同時に、次に大きな地震が来た時に崩れる住宅を減らしたいという国の願いが反映されているように思います。現行の耐震基準に適合していないと思われる昭和56年以前の住宅なら、地方公共団体の補助金や耐震改修の減税制度なども併せて活用できます。
その他に、平成24年10月31日までに工事着手すること、ポイントは半分以上復興支援商品と交換することなどが条件です。